sea_horseの日記

日々の記録をおもむくままに  

洞窟

幼いころ、寝るとそのまま死んでしまい起きられなくなるという恐怖に毎晩怯えたことがある。
飛行機をみると爆弾をおとされるのではないかという恐れをもった。
そして火葬の棺桶のなかで生き返ったらどうしようと不安になる。
よく見る夢があった。くらいじめじめした洞窟に自分がいる
内臓がはみ出たような糞尿にまみれたようなおかしな状態にある。
死ぬのかなという思いがあったように思う。

そのうち夢もみなくなり、死の恐怖に怯えることもなくなった。

いったいあれはなんだったのだろう?
過去生かもしれない、原始生活なのか、戦争中に自爆しそこなったのか?などと思う。

最近のドラマで戦後の戦災孤児やら、満州から徒歩で脱出する人の描写をみると
本当に大変な時代があったことを実感する。
戦争ではなくとも、津波の被害者のみなさんも同じと思う。テレビでは見せない大変さを経験されたと思う。

衛生状態のいいところで暮らし、忘れているが、大変なことだ。
想像力の欠如ではすまない。