sea_horseの日記

日々の記録をおもむくままに  

プレゼント

日本人は贈り物をすることが好きだという。
気持ちを伝える方法としてよく利用される。旅行土産などは幸せのおすそ分けという意味があるように思うが、旅行前に餞別を頂いた場合のお返しという場合も多い。用事や遊びで家を訪れ,茶菓や食事でお世話になることが期待される場合、見合った価値のものを土産として持参する。普段からお世話になっている知人・親戚・仲人などへはお中元やお歳暮を贈るなどが一般的なところだろう。
よくある暗黙のルールは何らかの便宜を図ってもらう場合や感謝尊敬されることを考慮してその程度に見合った礼として贈り物をすることが多い。
ところが若者はそのような計算をしない方も多く返礼を期待せずに贈り物をしたり、贈り物をいただいても見合った返礼を用意せず、ありがとうで済ませることも多い。

以下は昭和人間のボヤキである。
最近妻の友人より手作りの人形をいただいた。普段お世話していることへの例という。ある意味ありがた迷惑である。人形収集の趣味もないし、好みのタイプの人形でもない。何を考えてこれを下さったのか首をひねる。
近所の子供よりちょっとした置物をろもらった。どうも自動車のショールームに行った際にもらったプロモーション用のおもちゃのようである。おもちゃとしてもあまり使いみちのないようなものをばらまく販売店も問題だが小学生の子供がなぜ引退したおじいさんにこのようなものを持ってくるのか不思議である。いらないから持って来たとしか思えないが両親はどのような教育をしているのか・

少し話題がずれるが、曽野綾子さんが被災地に千羽鶴を贈ることに疑問を呈していると聞いたことがある。
全く同感である。どういうものであるにせよ贈り物をする際は意味のあることか考えてを行って貰いたいし子供にはそのような教育をすべきだと思う。