sea_horseの日記

日々の記録をおもむくままに  

プレゼント

日本人は贈り物をすることが好きだという。
気持ちを伝える方法としてよく利用される。旅行土産などは幸せのおすそ分けという意味があるように思うが、旅行前に餞別を頂いた場合のお返しという場合も多い。用事や遊びで家を訪れ,茶菓や食事でお世話になることが期待される場合、見合った価値のものを土産として持参する。普段からお世話になっている知人・親戚・仲人などへはお中元やお歳暮を贈るなどが一般的なところだろう。
よくある暗黙のルールは何らかの便宜を図ってもらう場合や感謝尊敬されることを考慮してその程度に見合った礼として贈り物をすることが多い。
ところが若者はそのような計算をしない方も多く返礼を期待せずに贈り物をしたり、贈り物をいただいても見合った返礼を用意せず、ありがとうで済ませることも多い。

以下は昭和人間のボヤキである。
最近妻の友人より手作りの人形をいただいた。普段お世話していることへの例という。ある意味ありがた迷惑である。人形収集の趣味もないし、好みのタイプの人形でもない。何を考えてこれを下さったのか首をひねる。
近所の子供よりちょっとした置物をろもらった。どうも自動車のショールームに行った際にもらったプロモーション用のおもちゃのようである。おもちゃとしてもあまり使いみちのないようなものをばらまく販売店も問題だが小学生の子供がなぜ引退したおじいさんにこのようなものを持ってくるのか不思議である。いらないから持って来たとしか思えないが両親はどのような教育をしているのか・

少し話題がずれるが、曽野綾子さんが被災地に千羽鶴を贈ることに疑問を呈していると聞いたことがある。
全く同感である。どういうものであるにせよ贈り物をする際は意味のあることか考えてを行って貰いたいし子供にはそのような教育をすべきだと思う。

仏舎利塔

仏舎利塔にはお釈迦様の遺骨(仏舎利)が安置されているという。
しかしこれが本当なら あまりにもその数が多くお釈迦様の遺骨は総計で何トンにもなるという。
実際にはアショーカ王が八大仏塔に納められていた遺骨のうち7つを取り出し、宝石などと混ぜてそれを全部「仏舎利」とよび、これを繰り返しれたものが種々の仏舎利塔に安置されているらしい。
しかし本物のお墨付きのある仏舎利が名古屋市にある覚王山日泰寺 (かくおうざん にったいじ 超宗派の寺院)にある。 1900年(明治33年)タイ王国ラーマ5世から寄贈された仏舎利を安置している。19宗派が3年交代で住職を努めているが、超宗派に落ち着くまでは宗派間の激しい駆け引きがあったという。
お釈迦様はたぶん自身の遺骨をありがたがるよりは教えの正しい実行を望んでいるのだろうと思う。凡人はアーティストの表現(劇、歌、演奏等)を好むと同時に彼らの生活の細部や持ち物などを知りたどることによって親しみを感じるということか

タクシー

久々に生まれ故郷に帰った。
レンタカーをしなかったのでタクシーを使ったところ
明らかに遠回りして目的地に向かう。そして到着前早めにメータを切る。一見親切な印象を得るのだが地図を頭に描くと遠回りである。不景気なのでたまの客から稼ごうということ?

もう一つは駅にむかった別のタクシーの場合。目的の駅到着し3メートルほど余分に走ったので、メータがあがってしまった。運転手の笑みがにくたらしい。

三大発明

3大発明は 火薬、羅針盤、活版印刷
中国版錬金術を練丹術というが火薬については真元妙道要略という書物によると
 あるものが硫黄、鶏冠石(二硫化ヒ素)、硝石および蜂蜜を混ぜ熱した。すると煙と炎があがり、手や顔に火傷を負い家まで焼けた
という記述があるという。850年頃つまり1165年前に書かれたという。
中国で火薬が作られるようになったのは紀元800年頃と推定される。
当初は薬として使われていたが、1799年にフランス革命を避けて米国へ移住したデュポン家のエルテール・イレネー・デュポンが高品質の黒色火薬を製造し南北戦争で巨利を得、米国三大財閥の元をつくった(メロン、ロックフェラーとならぶ)

川崎中1刺殺事件

いたましい事件である。
前向きで友達思い、夢を持って生きる少年が犠牲となった。
主犯の18歳はもとはいじめにあうような子供だったようだ。
自分をいじめた先輩の年齢になって、自己の有用感やらプライドをとりもどすためか、弱いものを虐める側になった。
どこまでという基準を持っておらず、酒を飲み感情をかりたて流れで取り返しのつかない罪をおかしたように見える。
行動の基準が指示に従うことであったり、感情の発散であるような場合 例えばナチの処刑担当や、BC級戦犯が行った捕虜虐待のような事が起こる。
とても暴力行為を止めることのできるような空気ではなかったというような言い訳を言う。

一般人は自己のもつ闇を自覚し、強い自己を磨くかやばい場所から逃げるしかないのだろうか

ワールドカップ

ブラジルで開催中のワールドカップ
日本代表の成績は思わしくない。対コートジブォワール 1-2で負け、対ギリシア 0-0で引き分け
コロンビア戦はどうなるか。メディアのコメントやTVのニュース、特別番組など
勝たなくてもいい。前回お覇者スペインは負けたし、どうなるかわからないのがスポーツの試合だが
失うものはないわけで、高湿度で苦しいとは思うが全員で攻めるいい試合をして欲しい。

劉漢

四川の大物経営者であり四川漢龍集団という財閥の董事局主席(取締会会長)であり数十の企業を傘下に置き、金融・証券・不動産・鉱業に進出し総資産額が400億元(約6680億円相当)という大物劉漢が逮捕された。

政治面でも連続3期四川省政治協商会議の委員と常務委員に選出され、政権側のエリート層の一員だった。

彼の正体は正真正銘の黒社会のボス、ヤクザの親分だったという。

賭博専門のゲームセンターで身を立て商売の競争相手を殺し事業拡大に成功。さらに手先の戦闘部隊を使って、商売敵を潰し、公共事業プロジェクトの入札競合者を恫喝(どうかつ)し「おいしい仕事」を独占。儲けた資産を使い四川省の党・政府と公安の要所要所の幹部に賄賂を贈ってことごとく買収、共産党の地方政権そのものを自分の後ろ盾にしていた。

十数年で劉漢の黒社会組織が四川省の共産党政権を乗っ取ってしまう勢いを得ていた。

だが、劉漢の後ろ盾共産党中央の元最高幹部が政争に敗れて追及される身となり、「党中央と公安部」の指揮のもと劉漢とその黒社会集団が摘発され、破滅の道をたどり逮捕された。

これほどの規模ではないとしても中国ではこのようなことがたくさん起きている可能性がある。

以上 石平より抜粋要約