ホーキング
1942年生まれとはしらなかった。
松岡正剛より ホーキング宇宙を語る
ホーキングはオックスフォードを首席で卒業し、ケンブリッジの大学院に進んだところで筋萎縮性側索硬化症(AUS)にかかり、あと数年の命だと宣告された。
これはなんとか一命をとりとめたが、今度は1985年に重度の肺炎に襲われて気管切開手術をし、「意志伝達がほとんど不可能になった」のだ。本書にはこのホーキングを襲った事態の前後の経緯についても冒頭で説明がある。なぜなら、本書はこの激変以前に執筆に入っていたからである。このときホーキングを救ったのが学生のブライアン・ホイットだったようだ。
The Breif History Of Time という原題で1988年に出版されたこの本(林 一訳、早川書房)は、翌年に日本でも訳本が出されると、宇宙論ブームを巻き起こした。
なんか勉強不足を実感する。