肝臓とグルメと

日本の牛肝臓生食禁止は食中毒防止のため。米国加州のフォラグラ禁止は動物愛護の精神による。

日本では１日から生の牛レバーの提供・販売が禁止されている。食品衛生法に基づくもの。説明によると「牛の肝臓の内部からは、腸管出血性大腸菌が検出されており、生で食べると、十分に衛生管理を行った新鮮なものであっても、食中毒が発生することがあるため」とのこと。

一方、米カリフォルニア州では7月1日からフォアグラの生産・販売が禁止する法律が施行されている。フォアグラはガチョウやカモにチューブ状の装置を使って強制的に餌を与え肝臓を肥大させる方法が取られているため動物愛護団体から批判の声が上がり、２００４年にシュワルツェネッガー知事がフォアグラ禁止法に署名、州議会で可決されていた。フォアグラを提供した店には１０００ドル以下の罰金が科せられる。

フランスからは反発の声が上がっている。

グルメは嘆くが病気は怖い。通常は肉を食べながら動物愛護を訴える人は調子よすぎないかな。電気を使いながら、原発を責めるとか。罪深いことを認識せねば。